紅茶は何歳から飲んでもいい?カフェインの働きや子どものカフェイン摂取で気を付けるべきポイントを紹介

紅茶は何歳から飲んでもいい?カフェインの働きや子どものカフェイン摂取で気を付けるべきポイントを紹介

ホッと一息入れたいとき、紅茶を飲むと気分がリフレッシュしますよね。
ただし、子どもに紅茶を与えるときはカフェインの摂取量にも気を配りたいところです。

そもそも「カフェイン入りの紅茶を子どもに飲ませてもいいの?」と、気になる人も多いことでしょう。

そこで、今回は年齢別の子どものカフェインの摂取量と、1日に飲める紅茶の量をご紹介します。
あわせてカフェインの効果や、子どもがカフェインを摂りすぎたときの対処法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。

目次

  1. 紅茶1杯に含まれるカフェインの量と子どもの1日のカフェイン許容量とは?
  2. 紅茶に含まれるカフェインの嬉しい効果とは?
  3. 紅茶に含まれるカフェインの摂りすぎが身体に良くないと言われる理由とは?
    子どもがカフェインの摂り過ぎだと思ったときにおすすめの対応法2選
  4. まとめ⁠

紅茶1杯に含まれるカフェインの量と子どもの1日のカフェイン許容量とは?

日本食品標準成分表2015年版(七訂)によると、紅茶のカフェイン含有量は100g当たり 0.03g(30mg)です。

(参考):厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html

紅茶1杯に換算すると、カフェインの量は約45mgになります。

日本にはカフェインに関する明確な基準はありませんが、カナダの保険省によると4歳~12歳の1日のカフェイン許容量は約45~85mgです。このことから、4歳以上の子どもの場合において、紅茶1杯までならカフェインを摂りすぎる心配はないと言えます。

紅茶1杯(150ml)あたりのカフェインの含有量は?

紅茶1杯を150mlとすると、カフェインの含有量は約45mgです。

ただし、これはティーカップの場合で、マグカップの容量は約200ml~250mlのものが多いです。
ティーカップで紅茶を飲む場合は心配ありませんが、マグカップや他のコップを使う場合は事前に計量してから与えるようにしましょう。いつも使うコップで与える場合は、コップの容量を計っておくと、カフェインの摂取量の管理がしやすくなります。

紅茶・ココア・コーラに含まれているカフェインの量はだいたい同じ

紅茶にカフェインが入っていると聞くと、子どもに飲ませるのが心配になる人もいるかもしれません。

しかし、紅茶に入っているカフェインはそれほど多くはなく、ココアやコーラとだいたい同じ量です。
コーヒーは紅茶などの約2倍のカフェインが入っているので、子どもに与える場合は量に気をつけましょう。

紅茶のカフェインが気になる場合は、少量の紅茶にたっぷりミルクを入れてミルクティーにするのもおすすめです。

子どものカフェイン摂取量の目安

子どもに紅茶を与えるときにカフェイン摂取量の目安が気になる方もいるでしょう。
カフェイン摂取量の目安を知らずに子どもにたくさん紅茶を飲ませると、カフェインの過剰摂取になることもあります。
カフェイン摂取量の目安は年齢ごとに変わるので、子どもの成長に合った摂取量を知ることが大切です。

しかし、日本では子どものカフェイン摂取量に関する明確な基準がないため、カナダ保健省のデータを参考にご説明します。
カフェインの摂取量と併せて、1日に飲める紅茶の量もご説明しますので、ご参考にしてください。

4~6歳

4~6歳のカフェイン摂取量の目安は、1日約45mgです。
紅茶に換算すると、4~6歳の子どもは1日約1杯まで飲むことができます。

ココアやコーラも紅茶と同様ですが、コーヒーは1杯の半量までです。
1日に何回か紅茶を飲みたがる場合や、カフェインの摂りすぎが心配な場合は、ミルクを入れてカフェインの量を調整してください。

また、紅茶を1杯与えた日は、他のカフェイン入りの飲み物は控えるようにしましょう。

7~9歳

7~9歳のカフェイン摂取量の目安は、約62.5mg。
紅茶に換算すると約200mlで、ティーカップで約1.3杯になります。

紅茶を2杯飲むと1日のカフェイン摂取量の目安を越えるので、カフェインの摂りすぎが気になる場合は1日1杯までにするのがおすすめです。
ココアやコーラもだいたい同じ量のカフェインが含まれていますが、マグカップやコップはティーカップよりも容量が多めなので気をつけましょう。

コーヒーは紅茶の約2倍のカフェインが含まれているため、約100mlまで飲むことができます。

10~12歳

10~12歳の1日のカフェイン摂取量の目安は、約85mg。
紅茶に換算すると約270mlで、ティーカップで約1.8杯です。

紅茶は1日1杯までならカフェインの摂りすぎにはなりませんが、2杯以上与えると1日のカフェイン摂取量の目安を超えてしまいます。
カフェインが気になるなら、紅茶は1日1杯までにしましょう。

紅茶とほとんど同じ量のカフェインが含まれているココアやコーラも同様です。
コーヒーはカップ1杯で1日のカフェイン摂取量の目安を越えるため、量を調整してください。

4歳以上の子どもは1杯以内なら紅茶を飲むことができる

紅茶のカフェインが心配で、紅茶を与えるのをためらってしまう人もいることでしょう。
これまでご紹介した通り、年齢によって1日に飲める紅茶の量と、摂取できるカフェインの量は変わります。

しかし、4歳以上の子どもはカップ1杯以内ならカフェインの摂りすぎにはなりません。
子どもが1日に飲める紅茶の量を把握しておけば、カフェインの摂りすぎを予防できます。
カフェインの摂りすぎが心配な人は、4歳以上の子どもに紅茶を飲ませる際、カップ1杯までにしましょう。

紅茶に含まれるカフェインの嬉しい効果とは?

カフェインを摂取すると、眠気が覚めて気分がスッキリしますよね。
そんな時は、紅茶やコーヒーを飲んで気分転換をする人も多いことでしょう。

勉強や仕事の合間にカフェインを取ると、集中力がアップしてパフォーマンスが上がります。
他にも、特定の病気のリスクを下げたり、脂肪燃焼したりと、さまざまな効果があります。

この項目では、カフェインの嬉しい効果について詳しくご紹介します。

仕事前やスポーツの前に摂取することで集中力の向上が期待できる

カフェインは仕事前やスポーツの前に摂取することで、集中力の向上が期待できます。

仕事前にお茶やコーヒーを飲むと、眠気が覚めて集中できるという人は多いのではないでしょうか。
実際、カフェインの摂取は集中力の向上につながります。

スポーツ前に摂取することで、集中力が高まり、パフォーマンスの向上も期待できます。
ただし、仕事やスポーツの後にカフェイン摂取しても、同様の働きは期待できません。

集中力を向上させるためには、適切なタイミングでカフェインを摂取することが大切です。

運動中の疲労感の軽減

カフェインには、運動中の疲労を軽くする働きもあります。
運動中に疲労感や筋肉を修復するビタミンを摂取しても即効性はないため、疲労感の軽減にはつながりません。

カフェインは交感神経を活発にして、集中力を向上させる働きがあります。
カフェインはエネルギーの代謝を上げて一時的に疲労感を忘れさせるため、パフォーマンスの向上にも繋がります。
運動中に疲労感を覚えたら、カフェインを摂取してみてください。

脂肪燃焼効果

カフェインには脂肪燃焼効果があります。
運動前や運動中にカフェインを摂取すると、エネルギーの代謝が高まるため、脂肪燃焼効果が期待できます。

また、カフェインは一時的に疲労感を軽減させたり、集中力を向上させる働きもあるため、長時間運動してもパフォーマンスを維持できます。
効率的にダイエットをするために、脂肪燃焼効果があるカフェインを上手く取り入れてみてください。

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紅茶に含まれるカフェインの摂りすぎが身体に良くないと言われる理由とは?

紅茶に含まれるカフェインにはさまざまな嬉しい効果がある一方で、取り過ぎは身体に良くありません。
カフェインを取り過ぎると、中枢神経が刺激されて、興奮や不安を感じることがあります。
この他、下痢や吐き気、嘔吐などの症状が出ることもあります。

過剰摂取になるカフェインの量は個人差がありますが、大人の場合は1日に400mg以上で、紅茶に換算すると9杯以上も飲む必要があります。
したがって、1日に2~3杯の紅茶を楽しむ程度なら、カフェインの過剰摂取になるリスクは低いです。

カフェインとは?

カフェインとは、目を冴えさせたり集中力が上がったりする効果がある成分です。
コーヒーや紅茶、緑茶などの他、エナジードリンクなどにも含まれています。

カフェインは酔い止めや風邪薬にも配合されており、医療分野でも使用されています。
その一方で、取り過ぎると吐き気やめまい、不眠症などの症状が出ることもあります。

適量を摂取すると、集中力や運動中のパフォーマンスの向上にも役立つ成分です。
疲れたときにカフェインを適量摂取すれば、疲労感を取り除いてくれます。

カフェインの効果

カフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などに含まれており、眠気覚ましや集中力の向上など、さまざまな効果があります。
この他にも、利尿作用や疲労感を取り除いてくれる作用も期待できます。
カフェインには脂肪燃焼効果もあり、ダイエットの強い味方です。

ただし、カフェインを取り過ぎると吐き気やめまいを引き起こしたり、不眠症を引き起こしたりします。
したがって、カフェインは適量を摂取するのが重要です。

覚醒効果

カフェインには眠気を覚まし、すっきりさせてくれる覚醒作用があります。
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれており、朝や仕事の合間に飲むと眠気が取れます。

カフェインは中枢神経を刺激することで、眠気を覚醒させたり、集中力を上げたりします。

カフェインは摂取後約30分〜1時間で覚醒作用が発揮され、その後徐々に効果が薄れてしまいます。
仮眠や昼寝の後にすっきりと目覚めたいときは、事前にカフェイン入りの飲み物を飲んでおくと効果的です。

体内のカルシウムの排出を促す

カフェインは、体内のカルシウムの排出を促す作用があります。
そのため、カルシウムが不足気味の人や、骨粗鬆症のリスクを抑えたい人は、注意が必要です。
日頃からコーヒーやお茶などでカフェインを摂取する人は、カルシウムを多めに摂るように食生活にも気を配りましょう。

コーヒーや紅茶を飲むときは、カルシウムを含むミルクを足してカフェオレやミルクティーにするのもおすすめです。
日常的にカフェインを摂取する人は、カルシウムが不足しないように意識的に補給しましょう。

子どもがカフェインの摂り過ぎだと思ったときにおすすめの対応法2選

子どもがお茶やコーヒーを飲み過ぎたときに気になるのが、カフェインの摂りすぎです。
カフェインを摂りすぎると、吐き気や頭痛などの不快な症状が出たり、夜に眠れなくなったりします。
子どもがカフェインを摂りすぎたと感じたら、早めに対応しましょう。

この項目では、カフェインを摂りすぎたときの対応法を2つご紹介します。
家で簡単にできる方法をご紹介しますので、カフェインを摂りすぎたときだけでなく、日頃からよくカフェインを摂取する人も参考にしてみてください。

水分をこまめにとる

カフェインを摂りすぎると不快な症状が出るだけでなく、カフェイン中毒になることもあります。
中毒を防ぐ意味でも、カフェインを摂りすぎたときは、水分をこまめに摂るのがおすすめです。

水分をこまめに摂ることで、尿と一緒にカフェインも排出されます。
したがって、子どもがカフェインを摂りすぎたと感じたら、コップ1~2杯分の水分を摂らせるのが効果的です。

白湯か水がおすすめですが、ノンカフェインの麦茶や牛乳でも構いません。
その後、少量でいいので1時間~2時間に1度の間隔でこまめに水分を与えましょう。

カリウム・マグネシウムの多く含まれている食品を食べる

カフェインを摂取しすぎたときは、カリウムやマグネシウムの多く含まれている食品を摂りましょう。
カリウムとマグネシウムはカフェインによって体外に排出されるため、カフェインを摂りすぎると不足しやすい成分です。

マグネシウムやカリウムは自律神経に働きかけて、気分をリラックスさせる作用があります。
心拍数や血圧を下げる働きがあるため、カフェインによる中枢神経への刺激も和らげます。
カフェイン中毒を防ぐためにも、カリウムとマグネシウムを多く含む食品を積極的に食べましょう。

カリウムを多く含む食品

カリウムはさまざまな食品に含まれていますが、果物や野菜、芋類に特に多く含まれています。
カリウムは次の食品に多く含まれているので、参考にしてみてください。

  • バナナ
  • メロン
  • アボカド
  • ほうれん草
  • にんじん
  • さつまいも
  • 枝豆
  • 切り干し大根

マグネシウムを多く含む食品

マグネシウムは「まごわやさしい」でお馴染みの、豆・ごま・わかめ・野菜・しいたけなどに多く含まれています。
マグネシウム豊富な食材は次のようなものがあるので、参考にしてみてください。

  • わかめ
  • のり
  • ひじき
  • ごま
  • そば
  • 大豆
  • 果物
  • しいたけ

まとめ

今回は、子どもが紅茶を飲めるようになる年齢や、1日のカフェイン摂取量についてご紹介しました。
4歳以上の子どもは1日に1杯までなら紅茶が飲めます。

カフェインには数多くの嬉しい効果がありますが、摂りすぎが心配なときはカフェインレスの紅茶を選択するのも1つです。
子どもに紅茶を飲ませるときは1日に飲む量を調整して、一緒にティータイムを楽しみましょう。

カフェインを摂りすぎてしまったときは、今回ご紹介した方法が参考になれば幸いです。

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