紅茶を飲むとき、どのように飲むことが多いでしょうか。
紅茶にはストレート、レモン、ミルクなど好みによって様々な飲み方があります。
実は、紅茶にはたくさんの飲み方が存在することをご存知でしょうか。
いつもの紅茶にちょっとしたアレンジを加えるだけで、飽きずに楽しく紅茶生活を満喫することができ、奥深い紅茶の世界を楽しんで頂けることでしょう。
今回は、紅茶の飲み方や気を付けたいポイント、いつもと違う紅茶を味わえる飲み方について紹介していきます。
目次
- 紅茶の主な飲み方4選
- 紅茶の正しいマナーや飲み方の注意点とは?
- いつもと違う楽しみ方をしたい人におすすめの紅茶の飲み方とは?
- まとめ
紅茶の主な飲み方4選

ストレート、ミルク、アイス、レモンティーの4つは、紅茶の飲み方として定番ですが、どの飲み方が好みでしょうか。
紅茶の代表的な飲み方をご紹介します。
ストレートティー
ストレートティーは紅茶の味をそのまま楽しめる飲み方です。
ストレートティーに合う茶葉としては、ヌワラエリヤ、ダージリンやフレーバーティーではアールグレイはもちろんアップル、キャラメルなども相性が良いです。
他にもたくさんの茶葉がありますので、ご自身の好みに応じて好きな茶葉を選んでみてください。
茶葉でのストレートティーの作り方を紹介します。
<ストレートティーの入れ方>
■用意するもの(1人分)
・茶葉 2~3g(ティースプーン1杯分)
・お湯 180~200ml
・ティーポット
・ティーカップ
・計量カップ
・茶こし
・ティーポットカバー
・砂時計やキッチンタイマー
■作り方
①ティーポットとティーカップを温める
あらかじめ使用する前にお湯で温めておきます。
②紅茶をティーポットに入れる
紅茶の量は、1人当たりティースプーン約1杯分(約2~3g)です。
③お湯を沸かす
新鮮な水を使用しましょう。
蛇口から出したての水道水が空気をたくさん含んでいるため、おすすめです。
沸かすときは、しっかりと沸騰させてください。
④ティーポットにお湯をそそぐ
沸騰直後のお湯をティーポットにそそぎます。
勢いよく注ぐことがポイントです。
お湯を入れたら、すぐにふたをしましょう。
⑤しっかりと茶葉を蒸らす
茶葉の味わいをしっかりと抽出できるよう、ストレートティーなら3分、ミルクティーの場合は5分を目安に蒸らします。
抽出して1分後にティースプーンなどで軽く全体をかき混ぜると、バランスの取れた味わいになります。
時間をはかるのに砂時計やキッチンタイマーを使うと便利です。
⑥茶こしでこす
目安の時間が経ったら、再び軽く全体をかき混ぜて濃さを均一にし、温めておいたティーカップに茶こしを通して注ぎ分けます。
ミルクティー
ヨーロッパやイギリスで最もポピュラーな飲み方とされているのがミルクティーです。
ストレートティーにミルクを加えるのが一般的ですが、茶葉にミルクを入れて煮出す方法(ロイヤルミルクティー)もあります。
そんなミルクティーには、茶葉の味が強めの方が向いています。
逆に、味と香りが繊細な茶葉は合わないとされています。
ミルクティー、ロイヤルミルクティーそれぞれの作り方を見ていきましょう。
<ミルクティーの作り方>
■用意するもの(1人分)
・茶葉 2~3g(ティースプーン1杯分)
・お湯 180~200ml
・ミルク 適量
・ティーポット
・ティーカップ
・計量カップ
・茶こし
・ティーポットカバー
・砂時計やキッチンタイマー
■作り方
①ストレートティーを入れる
上記のストレートティーの作り方を参照下さい。
②ミルクを入れる
ミルクは温かくても、冷たくてもどちらでも構いません。
分量もお好みでどうぞ。
<ロイヤルミルクティーの作り方>
■用意するもの(1人分)
・茶葉 4~6g
・水 50ml
・ミルク 150ml
■作り方
①お湯を沸騰させる
50mlの水をなべに入れて沸騰させます。
②茶葉を入れる
お湯が沸騰したら茶葉を入れて、一旦火を止めて約1分抽出をする。
③ミルクを入れ、温める
抽出後ミルク150mlを加えて再度弱火にかけます。
④再度温める
沸騰寸前で火を止め、そのまま2分間抽出する。
茶こしでティーカップに注いで出来上がり。
アイスティー
暑いときにアイスティーを飲みたくなる方も多いのではないでしょうか。
見た目もさわやかで、あっさりしているのでアイスティーファンの方も多いです。
作り方はシンプルですが、きちんと工程を抑えることで美味しく飲むことができます。
<アイスティーの作り方>
■用意するもの(1000ml分)
・茶葉 10~15gg
・お湯 600ml
・氷 適量
・ティーポット 2つ
・グラス
・茶こし
・マドラー
・シロップ/レモンスライス(お好みで)
■作り方
①ティーポットを1つだけ温める
紅茶を抽出する際にティーポットを事前に温めましょう。
②お湯を沸かす
必ず新鮮な水を使用しましょう。
沸かすときは、沸騰させてください。
③ティーポットに茶葉を入れ、お湯をそそぐ
沸騰直後のお湯600mlをティーポットにそそぎます。
勢いよく注ぐことがポイントです。
お湯を入れたら、すぐにふたをしましょう。
④しっかりと茶葉を蒸らす
茶葉の味わいをしっかりと抽出できるよう、5分を目安に蒸らします。
抽出して1分後にティースプーンなどで軽く全体をかき混ぜると、バランスの取れた味わいになります。
⑤もう一つのティーポットに移し替える
目安の時間が経ったら、再び軽く全体をかき混ぜて濃さを均一にし、温茶こしを使ってもう1つのティーポットへと注ぎます。
⑥氷を入れて冷却させる
移し替えた紅茶に1000mlになるまで氷を投入し、マドラーなどでかき混ぜて冷却します。
レモンティー
最後はレモンティーです。
さわやかなレモンの香りと紅茶の香ばしさがマッチして、アイス・ホットどちらでも人気のティーです。
<レモンティーの作り方>
■用意するもの(1人分)
・レモン スライスしたもの
・茶葉 2~3g(ティースプーン1杯分)
・お湯 180~200ml
・ティーポット
・ティーカップ
・計量カップ
・茶こし
・ティーポットカバー
・砂時計やキッチンタイマー
■作り方
①ストレートティーを入れる
上記のストレートティーの作り方を参照下さい。
②レモンを浮かべる
スライスしたレモンを浮かべて完成です。
代用として、レモンシロップを入れてもレモン風味を味わうことができます。
紅茶の正しいマナーや飲み方の注意点とは?
紅茶の正しいマナーや飲み方には、実は細かい決まりがあり、知らずに間違えた飲み方をしている人が多いです。
紅茶の正しいマナーと飲み方をマスターして、美味しく礼儀正しく紅茶を飲めるようになりましょう。
紅茶を飲むときの正しいマナーとは?
まず、紅茶は飲み手に対してカップの取っ手が左、ティースプーンの持ち手が右の状態で運ばれてきます。
ひと口目を飲むときは、カップを逆時計回りにして取っ手が右に来るようにします。ティースプーンをカップの向こう側に置き、右手でカップの取っ手をつまむように持ちます。
最初は、砂糖やミルクを入れずに紅茶本来の香りを楽しんで飲みましょう。
砂糖を入れる場合は、こぼれたり飛び散らないようにしながら一度にたくさん入れずに少しずつ入れましょう。
この一連の流れは、テーブルで紅茶を出された場合の飲み方です。
低いテーブルや立食の場合は、また異なるマナーがありますので、それぞれ場面に応じて適した飲み方を心がけましょう。
紅茶を飲むときはティースプーンをティーカップの裏側に置く
上記でも少し触れましたが、紅茶を飲むときはティースプーンをティーカップの裏側に置くことが正しい決まりです。
理由としては、カップに描かれた絵柄がスプーンで見えなくなってしまうためです。
もう一つは、ティーカップを持ち上げるときにスプーンが前にあると、いちいちカップとスプーンがガチャガチャと当たってしまいます。
音を立てないのは紅茶のマナーとして大切なポイントですので、美しく飲むためにも、ティースプーンはカップの裏側に置くことを忘れないようにしましょう。
ティーカップの取手は右側に持ってくる
運ばれてくるときは取っ手は左側にありますが、飲むときは逆時計回りにして取っ手を右側に持ってきます。
カップを持つときは、取っ手をつまむようにして持ちましょう。
両手でカップを持つ方がいますが、公式の場では控えるようにしましょう。
砂糖やミルクをかき混ぜるときは音を鳴らさない
砂糖やミルクを入れるとき、よく混ざるようにとスプーンでカチャカチャと音を立てて混ぜることはせず、静かにかき混ぜましょう。
最初にもお伝えしたように、飲むとき以外にも音をたてることはマナーとしては控えることをおすすめしていますので、砂糖やミルクは少量ずつゆっくりと入れ、かき混ぜる際には音を立てないようゆっくりと混ぜるようにしましょう。
紅茶を飲むときはすする音を立てない
日本人はすするという文化があるので、ズズズと音を立てて食べる食べ物もありますが、紅茶を飲むときはやめるようにしましょう。
紅茶を飲む時間は静かに紅茶の香りやカップの美しさを楽しむ時間です。
扱った場合は少しずつ味わってみてください。

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いつもと違う楽しみ方をしたい人におすすめの紅茶の飲み方とは?
最後に、いつもとちょっと違った紅茶の飲み方を楽しみたい人へ、変わり種紅茶の飲み方をご紹介します。
色んな楽しみ方がありますが、少しのアレンジを加えることで新しい紅茶を知ることができるので、是非試してみてください。
フルーツを入れたフルーツティーソーダ
フルーツティーソーダには、美容や健康に嬉しい効果がたっぷり含まれています。
特に紅茶と相性の良い「オレンジ」「レモン」「桃」「パイナップル」にはビタミンCが豊富です。
炭酸水と合わせることで、すっきりとした風味になるので夏にぴったりの飲み方です。
おすすめのフルーツティーの作り方をご紹介します。
<フルーツティーソーダの作り方>
■用意するもの
・炭酸水
・オレンジ
・イチゴ
・レモン
・紅茶ティーバッグ
■作り方
①50mlほどの熱湯に紅茶ティーバッグを数分浸けておき、濃い紅茶液を作る。
②①の中に冷えた炭酸水を入れ、カットしたフルーツを入れる。
③中に入れたフルーツを食べながらフルーツティーを楽しむ。
まとめ
今回は、紅茶の飲み方と気を付けたいポイント、毎日の紅茶にちょっとしたアレンジで飽きずに飲める紅茶を紹介してきました。
奥の深い紅茶の世界を楽しんでいただけましたでしょうか。
今日からの紅茶がより楽しくなる、そんな飲み方をたくさん紹介しましたので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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