紅茶の国、スリランカ。その美しい島国には、様々な気候や土壌があり、それが紅茶の色や香り、味わいに影響を与え、それぞれの地域には独自の個性のある味わいや魅力があります。 ディルマの「ワッテ・シリーズ」は、スリランカ紅茶の個性と愛される味わいを紹介する架け橋です。創業者の愛した味わいとスリランカの風土が融合したこのシリーズを通じて、スリランカの茶園を訪れたかのような感覚をお楽しみいただけるのではないでしょうか。
スリランカの風土と
個性めぐる紅茶旅。
創業者の情熱を受け継ぐ
スリランカ本来の味わい。
スリランカ紅茶は、世界中で高く評価され、その品質と多様性が魅力の源です。 ディルマの紅茶は、スリランカ紅茶の伝統と誇りを背負い、一杯の紅茶を通じてあなたに特別な体験をお届けします。
さあ、スリランカ紅茶の魅力に触れ、最高の紅茶の世界へご案内いたします。
スリランカ(セイロン)
紅茶の魅力
世界の紅茶史に輝く逸品。
かつてセイロンスリランカ紅茶は、世界中で愛される紅茶の歴史に輝く逸品です。この小さな島国が紅茶の本場、イギリスをも魅了し、大手紅茶ブランドによって選ばれる原料となりました。その理由は、スリランカの海洋性気候やモンスーンの恵みを受けた様々な高地で栽培される茶葉が、個性豊かな風味と香りを生み出すからです。美しい自然と文化が融合するスリランカは、世界でも「トップクラス」と称される紅茶の品質の産地として、多くの紅茶愛好家から尊敬されています。
紅茶の品質への情熱。
スリランカ紅茶は、品質に対する徹底的なこだわりが光ります。茶摘みから製茶まで、伝統的な製法を厳守し、新鮮な一芯二葉から生まれた茶葉は、抽出された紅茶の素晴らしさに直結します。豊富な成分が絶妙に組み合わさり、ポリフェノール、カフェイン、エッセンシャルオイルなどが、紅茶の色、香り、味わいを決定づけています。厳格な基準に則った管理が行われ、ISO技術委員会から「世界で最も清潔な茶葉」と認められています。スリランカ紅茶は、安心して楽しめる紅茶の代表です。
標高差で生まれる多彩な魅力。
スリランカ紅茶は、標高によって異なる顔を見せます。低地産の紅茶は、美しいブラックの茶葉から抽出され、濃厚でコクのある味わいが特徴です。中東地域では特に愛され、ミルクティーにすると一層楽しめます。高地産の紅茶は、明るいブラウンの茶葉から抽出され、爽やかでフルーティーな味わいが広がります。紅茶の色合い、香り、濃さ、味わいは、高地と低地で異なり、それぞれが個性を放っています。ストレートで楽しむことで、その多彩な魅力を存分に味わえるでしょう。
地域別で味わう紅茶の魅力
「テロワール」:紅茶の魅力の源
「テロワール」とは、フランス語で、ワインの産地の環境的特徴を意味する言葉です。紅茶でも同様に、茶葉が育つ地域の環境(標高、気候、土壌など)によって、異なる特徴や個性を持つ紅茶が生まれます。
紅茶のテロワール
を楽しむ
「豊かさ(Luxury)」
同じスリランカ国内で栽培、
同じ製法でつくられた紅茶でも、
標高差によって大きく異なった
個性が生まれます。
High Grown
Nuwara Eliya
高地 / ヌワラエリヤ地域
ヌワラエリヤは標高約1,800mの美しい地域です。青々とした茶園が広がり、19世紀の英国入植者たちの建築物が今なお息づいています。スリランカの中央高地で最も標高が高い場所で、「太陽の光が注ぐ場所」という意味の名前の通り、霧に包まれる冷涼な気候が特徴です。
High Grown
Dimbula
高地 / ディンブラ地域
ディンブラは標高1,200mの美しい地域で、スリランカで最も長い歴史を持つ紅茶の産地のひとつです。中央高地から少し西に位置し、渓谷に広がる地形が美しい山々や滝などの風景を魅力的にしています。この地域の冷涼な気候が、華やかな香りと爽やかな紅茶の味わいを育んでいます。
Medium Grown
Kandy
中地 / キャンディ地域
キャンディは標高600mに位置し、ほどよいコクと深みを持つ紅茶の産地として知られています。スリランカで最初に紅茶栽培が始まった地域で、シンハラ族の王宮が置かれた歴史的な場所です。そのため、キャンディには時代を超えた気高さが感じられます。
Low Grown
Ruhuna
低地 / ルフナ地域
ルフナはスリランカ南岸から標高300mにかけて広がる地域で、赤道近くの温暖湿潤な気候条件が、深遠な水色、力強い深みとコクを併せ持つ紅茶を生み出しています。ルフナの紅茶は、スリランカ低地の自然環境が育む、他にはない個性を楽しむことができます。
ディルマだからこそ
ディルマ3つの想い
「自らの手で育てた紅茶を、他国を通さず産地スリランカから直接、世界の皆様にお届けしたい」。
創業者メリル・J・フェルナンドが抱いた大きな夢は、いくつもの困難を乗り越え40年近くにわたる挑戦の末に、1988年に「ディルマ」ブランドの誕生によって実現しました。
そして「ビジネスは人から人への奉仕の活動である」との理念のもと、創業者フェルナンドの名前をとったMJF慈善基金により、ディルマの収益を生かしてスリランカの持続的な発展を支えています。
Taste
味わいへのこだわり
ディルマは生産者の手で誕生した紅茶ブランドだからこそ、他国産の茶葉とブレンドしない「純スリランカ産」に徹底してこだわり、丁寧に手摘みした茶葉を産地スリランカで製品化し、摘みたての紅茶本来のおいしさをそのまま、新鮮さを保持して消費者の皆様へ直接お届けしています。
Goodness
自然の恵みを大切に
伝統的な製法にこだわり産地スリランカで製品化した紅茶を抜群の鮮度でお届けすることで、おいしいだけでなく美容やアンチエイジング効果も期待される抗酸化成分を豊富に含んだ、自然の恵みがたっぷり込められた紅茶をお楽しみいただけます。
Purpose
私たちの使命
消費者の皆様にお楽しみいただいたディルマ紅茶の収益は、産地スリランカへ確実に還元され、茶園で働く人々の暮らしの向上や、恵まれない環境におかれた人々が自らの手で暮らしを立て直すための自立支援、持続可能な環境開発に役立てられています。
ワッテ、「茶園」を意味する
スリランカ(セイロン)のことばです。
紅茶の産地スリランカを代表する
4つの地域に限定し、
それらの地域が位置する標高による
個性の違いをお楽しみいただけます。
ワインと同じように、
「テロワール(地域の環境による個性)」
をお届けする、
とっておきのこだわりをもつ紅茶シリーズです。
RAN WATTE /
ラン・ワッテ
ラン「光り輝く高地の」
ワッテ「茶園」
標高約1,800m。スリランカの中央高地に位置するヌワラエリヤは、青々とした茶園が何マイルも続く雄大な丘陵地。
「ヌワラエリヤ」とは、「太陽の光が注ぐ場所」という意味。
すっきりとした、でもしっかり残る後味。シャンパンのように優美な味わいの紅茶を産出しています。ワインのような物語をもつ味わい。スリランカ高地の自然環境が育む、他にはない個性をお楽しみいただけます。
UDA WATTE /
ウダ・ワッテ
ウダ「山の高地の」
ワッテ「茶園」
標高1,200m。スリランカの中央高地西部に位置するディンブラの冷涼な気候は、華やかな香りと、爽やかな紅茶の味わいを育みます。この地域には大きな町などはなく、世界で最も上質な紅茶を産出する茶園地域が広がっています。スリランカの美しい茶園地域の景観に息をのみます。ワインにたとえるなら「ピノ・ノワール」のような爽やかさ。
他にはない、ここだけの個性をお楽しみいただけます。
MEDA WATTE /
メダ・ワッテ
メダ「山の中腹の」
ワッテ「茶園」
標高600mに位置するキャンディは、ほどよいコクと深みを持つ味わいの紅茶の産地として名高い地域です。
スリランカで最初に紅茶栽培が始まった地域であり、代々シンハラ族の王宮が置かれた歴史的な地域でもあり、時代の変遷に左右されることのない、気高い雰囲気が感じられます。
まろやかな口当たりにほどよいコクと深み、ワインにたとえるなら「シラーズ」のような飲みごたえのある味わい。
他にはない、ここだけの個性をお楽しみいただけます。
YATA WATTE /
ヤタ・ワッテ
ヤタ「山のふもとの」
ワッテ「茶園」
スリランカ南岸、沿岸地域から標高300mにかけて広がるルフナ地域は、赤道付近に特有の温暖湿潤な気候条件によって、深遠な水色、力強い深みとコクを併せ持つ味わいの紅茶を産出しています。さんさんと降り注ぐ陽の光によって、ミルクティーによく合う力強い味わいの紅茶が生まれます。
スモーキーでコク深く力強い、「カベルネ・ソーヴィニヨン」ワインのように重厚で深い味わい。
スリランカ高地の自然環境が育む、他にはない個性をお楽しみいただけます。
ワッテで愉しむ
”ティーペアリング”
紅茶とスイーツの魔法、感じたことがありますか? それぞれの味わいが、新たな世界を開いてくれる瞬間。 スリランカ紅茶の奥深さを、ペアリングで探求しませんか? 自分だけの素敵なコンビネーションを見つけ、贅沢なひとときを楽しんでみましょう。
スリランカ紅茶は、インド洋に浮かぶ島国の様々な気候や土壌が生み出す個性豊かな色や香り、味わいを持ち、食事やスイーツとの相性が抜群です。
お料理に合わせてワインを選ぶように、お気に入りのお料理、スイーツに合わせて「ティー」を合わせる愉しさを。
軽い味わいには軽い味わいのお茶を、豊かな味わいには豊かな味わいのお茶を。 自分好みのペアリングをぜひ見つけてください。
ラン・ワッテ(ヌワラエリヤ)
×和風系スイーツ
繊細な口当たりと、心地よい後味のヌワラエリヤの紅茶は、上品な味わいのスイーツの味わいと調和します。和菓子との相性もよく、季節ごとの繊細な味わいを楽しむ和菓子のお供におすすめです。
ウダ・ワッテ(ディンブラ)
×ふわふわスイーツ
いきいきと華やかな香りと、爽やかな味わいは、軽い味わいのケーキの個性を引き立てます。また、フードでも、軽い味わいの料理とうまく調和します。軽やかで飲みやすいディンブラの華やかな香りと、爽やかな味わいが優しくマッチします。
メダ・ワッテ(キャンディ)
×たっぷり生クリーム系
豊かな香りと、ほどよい深み、コクを持った味わいは、たっぷりのクリームを使ったロールケーキやショートケーキなど、しっとりとまろやかな甘みと口当たりのスイーツを楽しむときに、ぴったりな味わいです。
ヤタ・ワッテ(ルフナ)
×濃厚チョコレート系
濃厚で深いコクを持つ味わいは、しっかりとした甘み、濃厚な味わいのスイーツの味わいを引き立てます。ガトーショコラやフォンダンショコラなど、ビター感溢れるチョコレートスイーツの味わいとも相性がよい味わいです。
紅茶のおいしいいれ方
おいしくいれる
4つのポイント
◆茶器を温めておく
「茶器」とはティーポットなどの抽出器具や、ティーカップのことです。
◆沸かしたてのお湯を正しい量で
酸素をたくさん含んでいる、蛇口から汲み立ての新鮮なお水を使いましょう。
◆フタをして正しい時間、充分蒸らすこと
専用のフタがなくても、ソーサーや小皿で、フタをして蒸らしましょう。
◆1分後と最後に軽くかき混ぜる
軽いひと混ぜで、まんべんなく抽出された本来の味わいに。
おいしい紅茶のいれ方
【ティーバッグの場合】
1. 温めておいたティーカップに、ティーバッグを1袋入れます。
2. 沸騰したての熱湯を1杯分の量注ぎ、フタをして蒸らします。
*1杯分:180-200ml *ストレートティー:3分 *ミルクティー:5分
3. 1分後に、軽く全体をかき混ぜて再びフタをします。
4. 目安の時間が経ったら最後に軽く全体をかき混ぜ、濃さを均一にしてからティーバッグを取り外します。
おいしい紅茶のいれ方
【ティーバッグで2-3杯分抽出の場合】
1. ティーポットとティーカップを用意し、温めておきます。
2. ティーポットに必要な杯数分のティーバッグを入れます。
*2杯分:ティーバッグ2袋 *3杯分:ティーバッグ3袋
3. 沸騰したての熱湯を杯数分の量注ぎ、フタをして蒸らします。
*2杯分:360-400ml *3杯分:540-600ml
*ストレートティー:3分 *ミルクティー:5分
4. 1分後に、軽く全体をかき混ぜて再びフタをします。
5. 目安の時間が経ったら最後に軽く全体をかき混ぜ、濃さを均一にしてからティーバッグを取り外します。