ディルマ・ジャパンのナビゲーターBELLが茶講師の目線でコラムをお届けします。
プルメリアと蜂蜜が織りなす「南国の香りと味わい」

「えっ、これ本当に紅茶…?」
ひと口飲んだ瞬間、まるで南国のビーチで心地よい風に吹かれたような、鮮烈な驚きをくれるのが、ディルマのセイロン・ティー・ジャーニー No.07『マンダリン・フランジパニ&ハニー』です。
カップに口を近づけると、まずふわりと立ち上る華やかな花の香り。
それを追いかけるように、とろけるような蜂蜜のやさしい甘みが重なります。
「フレーバーティーって、香料っぽくて少し苦手…」
そんな方にこそ、ぜひ試していただきたい一杯です。
ベースにあるセイロンティーそのものが驚くほどクリアで上質なので、香りがしつこくありません。
「フランジパニ」という名前、少し聞き馴染みがないかもしれません。
フランジパニとは、ハワイのレイで有名な、あの白く可愛らしい花「プルメリア」のことなんです。
南国リゾートを象徴するプルメリアは、ヨーロッパの高級フレグランスにも使われるほど、甘くクリーミーで気品ある香りが特徴。
そこへ、まろやかなハニーの香りが重なります。
お砂糖は一粒も入っていないのに、なぜかほんのり甘く感じてしまうのが、この紅茶の不思議な魅力です。
さらに面白いのが、温度による“香りの変化”。
淹れたての熱いうちは蜂蜜のコクのある甘みが引き立ちますが、少し冷めてくると、今度はプルメリアの瑞々しい花香がふわっと広がります。
一杯の中で、表情を変えていく香りのグラデーションを楽しめる紅茶です。
最高の相棒は、シンプルな「バウムクーヘン」

この紅茶をさらに美味しくしてくれる、最高のペアリングをご紹介。
それが「バウムクーヘン」です。
バウムクーヘンが持つ卵とバターの香ばしさ、そしてふんわりとした優しい甘みが、紅茶のハニー感と驚くほど自然に調和します。
特におすすめなのは、王道のプレーンタイプ。
チョコレート系やフルーツ系よりも、シンプルな味わいの方が、この紅茶の魅力をより引き立ててくれます。
ここで、ぜひ試していただきたい楽しみ方のご提案。
バウムクーヘンをひと口食べた後に、この紅茶を飲んでみてください。
すると、まるで本物の蜂蜜を加えたかのような、濃厚な甘みの余韻がふわりと広がります。
普段のティータイムが、「香りを味わうデザートコース」へ変わる瞬間です。
夏のごちそう。“薄まらない”フローズンマンゴーアイスティー

暑い日に楽しむ、とっておきのアレンジがあります。
アイスティーの悩みといえば、時間が経つと氷が溶けて味が薄まってしまうこと。
そこでおすすめしたいのが、「冷凍マンゴー」を使ったアイスティーです。
少し濃いめに淹れて冷やした茶液に、冷凍マンゴーをたっぷり入れるだけ。
時間が経つにつれてマンゴーが少しずつ溶け出し、果汁が紅茶に濃厚に広がっていきます。
氷を使わないので、最後の一口まで味がぼやけません。
南国の花、蜂蜜、そして完熟マンゴー。
一見すると華やかな組み合わせですが、ベースがすっきりとしたセイロンティーだからこそ、驚くほど爽やかにまとまります。
たった一杯で、いつものティータイムが少しだけ遠い国になる。
そんな特別な紅茶です。
【profile】
ディルマ ナビゲーター / BELL
心を豊かにするお茶時間、
ティーサロンT42主宰
Instagram:@tea.lover.bell





