ディルマ・ジャパンのナビゲーターBELLが茶講師の目線でコラムをお届けします。
五感で味わう新しいペアリングのかたち
ディルマ紅茶のイベントが、ホテルアークリッシュ豊橋で開催されました。今回で5回目を迎える人気イベント。今回は“和食とのティーペアリング”という、ワクワクが止まらないイベントとなりました。
紅茶といえば洋菓子、という固定観念を軽やかに越えていく今回のテーマ。
どんな素敵な「和と紅茶の出会い」があったのかをご紹介します。

まず、テーブルに置かれたマットに釘付けになりました。 どの紅茶も水色(すいしょく)がとても似ているので、3種類の紅茶の位置を明確に置けるマットはとても嬉しい心遣いです。

先付けは、段戸牛のしぐれ煮、アユの南蛮漬け、三河鳥のジュレ、そしてトマトとシラスという、繊細で奥行きのある一皿。
ここにペアリングされたのは「ブリリアント・ブレックファースト」。

しっかりとしたコクを持ちながらも、後味はすっきりとしており、それぞれの素材の旨味を引き締める役割を果たしていた。
和の滋味と紅茶の渋味が、見事に調和する瞬間。
しぐれ煮とのペアリングが最高でした!

焼き物は、絹姫サーモンの西京焼き。味噌の甘みと香ばしさが広がるこの一品に寄り添うのは、「ラバーズリープ茶園」の紅茶。
爽やかで優雅な香りを感じられるこの紅茶と、西京味噌のコクが、後味を優雅に整えていきます。魚料理と紅茶、特にラバーズリープ茶園の紅茶の組み合わせが、ここまで洗練されるとは驚きでした。
そして主菜には、エコフィード三州ポークの豚バラ肉の紅茶煮。旨味が凝縮された肉料理に、アールグレイが添えられました。


アールグレイのベルガモットの香り、味わいと、あっさりとした塩味のあるお漬物は、お茶請けとしても好まれそうなペアリングでした!

自由に楽しむ、甘味と紅茶の世界

食後には、心躍るデザートビュッフェ。
ケーキやプリンといった洋菓子に加え、わらび餅やみたらし団子といった和菓子も並び、まさに和洋の垣根を越えた世界が広がっていました。

紅茶は6種類のティービュッフェ形式で提供され、それぞれのスイーツとの自由なペアリングを楽しめました。選ぶ楽しさ、試す楽しさがあり、とても充実したティーブッフェです。

和菓子と紅茶はとてもよく合います!
みたらしとブリリアント・ブレックファーストは、最高のペアリングでした。
ミルクティーでも美味しそう!など、美味しいイメージが膨らみました。

東三河の食材、シェフの感性、そして一杯の紅茶

今回の紅茶イベントでは、東三河の豊かな風土に育まれた食材を用い、「和」と「紅茶」の新たな魅力を存分に楽しむことができました。
会場に満ちていたのは、料理や紅茶の香りだけではなく、テーブルを囲む人々の笑顔、一口ごとに広がる驚きと喜び。そこには、紅茶がもたらす“優雅なひととき”を感じることができました。
紅茶のもつ多彩な個性は、和食の繊細さとも響き合う可能性を秘めています。
五感で味わう新しいペアリングのかたちでした。
この日体験したのは、単なる食事ではなく
「紅茶が、ここまで世界を広げてくれる」
そんな発見に満ちた贅沢な時間でした。
次回は7月に第6回目を開催予定だそうです。
すぐに満席となってしまう大人気イベント。次回はどんな新しいペアリングと出会えるのでしょうか。次回も楽しみにしています。
【profile】
ディルマ ナビゲーター / BELL
心を豊かにするお茶時間、
ティーサロンT42主宰
Instagram:@tea.lover.bell





