ディルマ・ジャパンのナビゲーターBELLが茶講師の目線でコラムをお届けします。
奉仕の心に溢れ、世界で愛されるディルマという企業
実際にスリランカを訪問し、現地の人々と触れ合い、ディルマという企業が雇用や地域貢献にとどまらず、利他の心にあふれた企業だと知り、ますますファンになりました。
紅茶の国だからこそできる、社会貢献
ディルマ(MJFグループ)はスリランカでの茶栽培、お茶の摘採、ブレンディング、包装、そして販売までを統括して行う紅茶メーカーです。
驚いたことは、紅茶メーカーならではのプランテーション産業(茶園経営)だけでなく、ティーバッグ製造専門会社の設立、ラベル・パッケージの印刷会社、梱包会社、輸送会社など、茶生産から製品発送までの事業を行うことで、スリランカでの雇用を含めた社会貢献をしているという事実です。
こうしてMJFグループは、労働者や地域社会に還元できるシステムを作り上げてきたそうです。
紅茶の国だからこそできる、茶葉から始まる包括的な社会貢献にとても感銘を受けました。
MJF慈善基金の活動に触れる
ディルマの慈善基金(MJF慈善基金)では多くの活動をしています。
- 茶園地域でのプリスクール運営・児童保育事業運営
- 職業訓練支援事業
- ハンディキャップを抱えた子どもたちへの支援事業
その他にも
- 地域社会の貧困克服支援事業
- 茶園労働者家庭学生への奨学金提供
- 飲用水の安定的な供給
- 女性たちの活動支援
- 荒廃土地の緑化事業
そして、紅茶メーカーだからこそ力を入れている
- 持続可能な茶園経営
など、多くの地域社会貢献をしています。
今回訪れたのはMJFセンターと茶園保育所です。
MJFセンターでは貧困家庭や問題を抱えた家庭の児童、ハンディキャップを抱える児童の養護施設も併設されています。
私たちが普段何気なく生活をしている「普通のこと」であっても、大変な労力が必要なハンディキャップを抱える児童たち。そんな児童たちと実際に触れ合い、障害の疑似体験をささえてもらい、私自身とても勉強になりました。
四肢の麻痺など重いハンディキャップを抱える児童や、意思疎通が難しい児童、たくさんの児童が在籍していますが、どの児童も天使のような笑顔でした。英語は通じなくても一生懸命にコミュニケーションを取ろうとしてくれ、先生方も笑顔でサポートされており、児童たちにとって安全で安心できる養護施設でした。
私も車いすの児童にお土産で持って行ったおりがみを渡すと喜んでくれました。
また、MJFセンターでは職業訓練校も併設され、スリランカを代表するホテルやレストランのシェフから協力を得て、料理の技術を身に着けています。卒業後には提携先のホテルやレストラン、企業などへ就職ができるような支援もしています。
手に職をつけること。若い世代への自立支援は本当に素晴らしいです。
そして、茶園の保育園への訪問。
毎日1800名もの幼児がスリランカ各地にあるMJF保育所へ通っているそうです。
子どもが小さくてもお母さんが働ける環境作り。保育所での保育と教育の水準も素晴らしく、ヨーロッパからの同行者たちも、幼児への教育水準の高さに驚いていました。 卒園時には小学校入学へのカバンや文房具の必要物品を無償で提供されているそうです。
創業者の理念が続いていく未来
ディルマが行う社会貢献とは、決して自社をPRする材料ではなく、長期的な支援であり、スリランカの地域社会の持続可能な発展を支えています。
MJF慈善基金の活動はノーベル平和賞またはノーベル記念経済学賞の受賞者で構成される独立委員会であるBfP財団より、2015年に「オスロ・ビジネス・フォーピース・アワード」に選ばれ、世界的な評価もされています。
「自分を支えてくれたスリランカ地域社会の人々と、成功を分かち合い、困難に直面している人々の自立を支えるのが当然だと考え、実践しています。」(引用元:https://dilmah.jp/pages/about-ethical )
と、ディルマ創業者のメリル・J・フェルナンド氏の理念が現在でも受け継がれています。
ディルマという企業がスリランカの自立発展や継続的な環境開発へつながる、利他の心に溢れる企業だと実感し、とても感動し、熱く語ってしまいました!
次のコラムではスリランカの茶畑から見る景色をお伝えしていきます!
【profile】
ディルマ ナビゲーター / BELL
心を豊かにするお茶時間、
ティーサロンT42主宰
Instagram:@tea.lover.bell