ディルマ・ジャパンのナビゲーターBELLが茶講師の目線でコラムをお届けします。
紅茶の魅力を存分に味わうティーペアリング
ティーペアリングをご存じですか?
紅茶と食べ物を一緒に楽しむティーペアリング。
シンプルに食材のみと、お料理と、デザートと。ペアリング対象も多いので、幅広く楽しんでいただけます。
特にお酒が苦手な方、ドリンクで糖質やカロリーを気にされる方にはティーペアリングはとてもおすすめです。
このお料理と合う紅茶はなんだろう。
この紅茶に合うスイーツはなんだろう。
ペアリングにはコツがありますが、ご自身の好きなお料理と好きな紅茶を合わせるだけでも、ティーペアリングとして楽しんでいただけます。
今回、ディルマのスクール・オブ・ティーで心に残ったペアリングをいくつかご紹介したいと思います。
ワインのようにフードと紅茶のマリアージュを楽しむ
カンファレンス2日目の朝食では、フード、フルーツ、デザートまで全てがティーペアリングできるようご用意してくださっており、豪華な朝食に心が躍りました。
朝食のコンセプトは「Tea Inspired breakfast」
メインは「チーズとお茶」
ワインのようにチーズとお茶のマリアージュを楽しめるよう、世界的なチーズに専門家から直接説明を受けながら、チーズとお茶のティーペアリングを楽しみました。
チーズは紅茶だけでなく、中国茶ともよく合うことは新発見でした!
チェダーチーズと鉄観音茶。素晴らしいペアリングでした。
五感を使って紅茶を味わう最高のひと時
カンファレンスではランチタイムやハイティーにて、さらなる高度なペアリング体験をさせてもらいました。
柚子サーモンには緑茶、ビーフバーガーにはアールグレイコラーダ、キャラメルピーチのデザートにはピーチフレーバーのウーロン茶など。
基本的なペアリングもありつつ、斬新なペアリングに驚き、茶講師として勉強になった、とても楽しい時間でした。
ディルマはティーペアリングをとても大切にしていることが伝わってきました。
料理とお茶を合わせる。
日本人にとっては当たり前のことですが、欧米では食事でお茶を飲む習慣がありません。
参加者の半数は欧米から。きっと欧米の参加者さんたちにはとても新鮮で新たな発見が多かったティーペアリングのカンファレンスだったと思います。
一皿に合わせたお茶。
ディルマから学んだティーペアリングを、今後沢山の方にご紹介できたら嬉しいです。
【profile】
ディルマ ナビゲーター / BELL
心を豊かにするお茶時間、
ティーサロンT42主宰
Instagram:@tea.lover.bell