9月29日の金曜日、銀座の洋食器専門店「マリアアマリア」で、ディルマ紅茶のミニセミナーを開催しました。
このセミナーは、ディルマ紅茶を取り扱っているマリアアマリアとのコラボレーションで実現したもので、関東地区で一番の紅茶の取り揃えがあるという同店の店内で、少人数の規模でゆったりと楽しんで頂くミニセミナーを行いました。
参加者の皆さんには紅茶と茶器の深いかかわりや歴史、秋を楽しむためのおいしい紅茶のいれ方、アレンジティーなどを楽しみながら学んでいただきました。
紅茶のカップから始まる紅茶の旅
セミナーでは、まず紅茶のカップから紅茶の歴史を辿りました。紅茶のカップはもともとは取っ手がついていなかったことや、紅茶が運ばれる際に船の底に積まれた茶器が大衆に広まったことなど、興味深いエピソードが語られました。参加者たちは、紅茶と茶器の関係性について知ることで、紅茶に対する親近感や興味が高まりました。
スリランカ産ディルマ紅茶の4つの個性
次に、スリランカ産ディルマ紅茶の4つの地域別の個性についてディルマのテイスティングシートに4種の紅茶を並べながら試飲をしていただき、紅茶についての理解を深めていただきました。
スリランカは世界有数の紅茶生産国であり、その中でも特に山の標高差によって個性的な味わいを生み出します。
今回はディルマの「ワッテシリーズ」として楽しんで頂ける特徴的な4つの地域として「ヌワラエリヤ」、「ディンブラ」、「キャンディ」、「ルフナ」の味わいを楽しんで頂きました。
普段ご家庭では飲み比べをすることも少ないため、4つの地域の紅茶を1度に比較していただくことで、ご自分の好みやいつもと違う味わいについて楽しんで頂くことが出来ました。
ロンドンポタリーのポットでいれるおいしい紅茶のコツ
また、セミナーでは、ロンドンポタリーのかわいらしいポットを使って、ティーバッグで行うおいしい紅茶のいれ方を紹介しました。
ロンドンポタリーは、イギリスの伝統的な陶器製造技術と現代的なデザインを融合させたブランドです。そのコロンとしたまるいかわいらしいポットの形は、洋食器だけでなく、色の選び方で和食器との相性もとても良いポットです。
今回はティーバッグを使ったいれ方のポイントを実際に紅茶を抽出しながらご紹介しました。
秋のアレンジティーで心温まるひとときを
セミナーのクライマックスでは、キャンディ地域とルフナ地域の紅茶を使って作る秋のおすすめアレンジティーをご紹介しました。
ウェルカムティーとしてセミナー開始前に飲んで頂いたキャンディ地域のコク深い味わいと生のりんごを使って作る「秋のりんごのフルーツティー」は、りんごの甘酸っぱさと紅茶の芳醇さが絶妙にマッチした一杯です。甘味をつけずにシンプルにりんごの甘さを楽しんでいただき、作り方もご紹介しました。
また、ルフナ地域の力強い味わいとはちみつの甘みを楽しむ「ロイヤルミルクティー」は実際に参加者の目の前で説明をしながら抽出し、和食器に紅茶を注いで濃厚な紅茶とミルクと味わい、はちみつの相性の良い甘さを楽しんでいただきました。基本的な作り方をご紹介したことで、ご自宅でもスパイスなどを加えてオリジナルティーも作っていただけるのではないかと思います。
参加をされた皆様にはほっこりとした味わいで、秋の風情を感じていただけたことでしょう。
まとめ
ディルマ紅茶のミニセミナーは、紅茶の歴史や淹れ方、アレンジティーなどを楽しみながら学んでいただくことができる素晴らしい機会でした。
参加者の皆様にはディルマ紅茶の魅力に触れていただくことで、紅茶に対する知識や興味を高めていただけたのではないでしょうか。
また、マリアアマリアでのアットホームな雰囲気の中で、ロンドンポタリーのかわいらしいポットや素敵な和食器が映える印象的なセミナーでした。
ディルマ紅茶は、スリランカ産のこだわりと品質の高い紅茶であり、その味わいや香りは多彩で豊かです。ぜひあなたもこの秋ディルマ紅茶を試してみてください。きっと素敵な紅茶の時間が過ごせるはずです。